就職・転職

WEB制作会社で働いててビックリした10のこと

こんにちは!WEBデザイナーのシズです。

私事ではございますが、本日会社を辞めてまいりました~!イェ~イ!!

…ということで、会社も辞めたことだし、今回は私がWEB制作会社で今まで働いててビックリしたことを10コ紹介します。

会社員経験がない人にとっては「そんなもんか~」って思ったり何も思わないのかもしれませんが、会社経験がある人間にとってはどう考えても普通じゃないことも…

制作会社狙いで転職活動をしている人、WEBデザイナーを目指してる人は是非参考にしてみてくださいね!

会社員経験のない人は特に、知らないことで損をすることもいっぱいあるので、これを読んで予習しておくことをオススメします。

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①有給休暇がしっかり定められていない

入社して一番古株の先輩に有給休暇のことを質問したら、「明確な有給休暇はない」と返事が返ってきてビックリしました。

1年近く働いている別の社員さんにも聞いてみたところ、「有給休暇は取ったことないしあるのかどうかも分からない」と言っていました。

不安になったので就業規則を読んでみると、しっかり「法律の定める条件に従い~」と書かれていました。

それなのにも関わらず、なぜ働いている社員さんは有給のことを疑問に思わなかったのでしょう?

理由は、私を除く全社員が会社員経験がなく、有給に関する法律を知らなかったから。

知らないからみんな「そんなものなのか」と思っていたようです。

フルタイム勤務の場合、6ヶ月継続勤務すれば10日の有給休暇が付与されます。

そしてこれは法律で定められているので、会社の権限で無くしたり出来るものではありません。

有給休暇の法律をしっかり知っていれば、会社がおかしいということにはすぐに気が付きます。

②クライアントとの連絡ツールがLINE

入社してすぐに会社のグループLINEに参加させられました。

LINEは確かに便利ですが、社内での主な連絡ツールがLINEというのはかなり嫌でした。

これだけならまだしも、クライアントとのやり取りもLINEと聞いたときには本当にビックリしました。

LINEは普段プライベートでも一番使用する連絡ツールです。それなのにその中にクライアントも入っちゃうわけです。

このせいで私はアイコン画像や表示名を変更しなければなりませんでした。

そして何より嫌だったのは、勤務時間外や休日でも普通にクライアントから連絡が来ること!

中には非常識なクライアントもいるので、深夜に連絡をしてくる人もいます。

会社員なのに24時間体制でクライアント対応しなくてはいけないってどう考えてもおかしいですよね!?

③社会保険どころか雇用保険の加入手続きもしていない

入社したときに試用期間(3ヶ月)は社会保険の加入なしと言われました。

でも試用期間であったとしても、フルタイム勤務で2ヶ月を超える雇用の場合は社会保険の加入要件を満たしています。

恐らく会社側は、試用期間で辞められたら会社側が負担する社会保険分を損するからそのようにしているのだと思います。小さい会社では割とよくあります。

そして事業所は社員を雇い入れたら雇用保険の手続をする必要がありますが、入社後2ヶ月間くらい雇用保険の手続きもしてませんでした。

これはたまたま私がハロワに問い合わせたことで発覚したのですが、私が何も言わなければ会社は手続きしていなかったと思います。

自分が雇用保険に加入しているかどうかはハロワに問い合わせて確認することが出来るので、不安な方は確認しておくことをおすすめします。

雇用保険に加入していなかったら、退職後に失業保険を受給することが出来ません。

④試用期間中は残業代なし

これも入社したときに言われたのですが、試用期間中は残業代が出ないから定時で帰るようにとのことでした。

私はほぼ定時で帰っていたので良かったのですが、たまに明らかに定時までに終わらない仕事を振られることもありました。

私の同僚は「帰りづらい」という理由で毎日残業しています。(仕事が終わらないということもあるのかもしれませんが)

試用期間である以上、他の社員さんと同じ作業量を同じスピードでこなせるわけがありません。

だからこそ給料だって安いわけですし。

なので私は明らかに定時までに終わらなそうな仕事を振られた場合、「明日でもいいですか?」と聞くようにしました。

幸い「今日までに終わらせて」と言われることはありませんでしたが、万が一言われたとしても「残業代出ないのにですか?」と言っていたと思います。

この業界はサービス残業や終電近くまでの残業なんて当たり前と言われていますが、こんなん会社側が自分たちの都合で作った勝手な当たり前でしょ。

⑤個人のApple IDやSNSアカウントを利用させられる

私の会社で使用しているPCはMacなのですが、アプリケーションをインストールするのに自分のApple IDを使ってと言われてビックリしました。

先輩には「自分のiPhoneのメモとか同期しておけば便利だよ」と言われたのですが、会社のPCに個人で使用しているアカウントを使うとか私は絶対イヤです。

それ以外にも、業務で個人のインスタアカウントを利用するように言われたこともあります。

これに関しては「インスタはアカウント持ってない」と嘘をついて免れました。

業務でこれらを使用することがあるなら、会社が会社用のアカウントを作れよって感じです。

いろんな部分でプライベートまで侵されるような場面があったので、本当にイヤでした。

⑥名刺に個人の携帯番号を記載させられる

これは先輩に聞いた話なのですが、試用期間が終わって名刺を作るとなった際、個人の携帯番号を名刺に記載するように言われたそうです。

普通に考えておかしいですよね?

個人の携帯番号を会社の名刺に乗せる必要性あります?

会社からの携帯支給がなければ電話代の支給もなし。私だったら絶対「嫌です」って断りますね。

でも私が働いてる会社の社員さん、みんな自分の携帯番号を載せてるみたいです。信じられん…

⑦誰もちゃんとPCのバックアップを取っていない

タイトル見ただけで「マジかよ」ってなりますよね。ところがマジなんですよ、コレ。

入社して数週間経った頃に私のPCが突然起動しなくなったんです。

幸い中のデータは取り出すことが出来たのですが、そのときに先輩社員さんに「いつもバックアップってどうしてるんですか?」って聞いたら、

今までPCが動かなくなったことなかったから特に考えたことなかった

と衝撃の事実を聞かされました。

これを聞いて全体会議のときに「バックアップについてルールとかやり方とかちゃんと決めてほしい」と発言したら、

「今までルールとか特になくやって来たし、バックアップは個人でやっておいて」

と言われました。

そのうち大事なデータを飛ばすんだろうな、この会社は…と思いました。

⑧給料がちゃんと振り込まれない

私が会社を辞めようと思った一番の理由が、「給料がちゃんと振り込まれなかった」ということです。

給料が2回に分けて振り込まれた挙げ句、振込額が多すぎたから来月分と相殺させてほしいと言われました。

この瞬間、「この会社、近いうちに倒産するな」と思いました。

給料明細も渡す渡すと言われたまま先延ばしにされ、結局もらえたのは給料日から2週間後くらいでした。

こんな中で私が一番ビックリしたのが、こんな状態にも関わらず他の社員さんは普通にこれを受け入れていたことです。

⑨担当外の業務については誰も把握していない

私の会社にはWEBディレクターがいないので、WEBデザイナーがそれぞれディレクション業務も行っています。

社員一人一人が数社のクライアントを受け持っており、自分が担当していないクライアントについての業務は一切把握していません。

そして先に書いたとおり、クライアントとのやりとりは個人LINEです。

なので、担当が休むと例えクライアントから緊急で連絡が入ったとしても、他の社員は誰もそれを把握できません。

私は入社して数週間で退職する社員さんからクライアントを引き継いだのですが、業務で分からないことがあり他の社員さんに聞いたところ、「担当じゃないからよく分からない」と言われ呆然としました。

こんな中で何の問題もなくスムーズに業務を進めてきた私の柔軟性は自分でもスゴイと思います。

会社なのに業務やクライアントの共有が全く出来てないので、もはや会社として成り立ってることが不思議でなりません。

⑩受注単価が激安

私の会社では社員全員がクライアントごとの受注単価を見ることが出来るようになっていたのですが、この単価があまりにも安すぎました。

会社の情報なので詳しいことはもちろんお話できませんが、たった数万円の定額料金で更新・保守・ページ作成(デザイン~コーディングまで)まで受付しています。

私が担当しているクライアントさんの受注単価も激安で、正直私が行っている作業と全く割に合ってませんでした。

私が個人で受注とするとしたら、こんな安い金額では絶対に受けません。そんなレベルです。

会社が持っているクライアントさん全部がこんな感じなので、社員の給料が安いのも納得です。

入社した会社がおかしかったら迷わず退職することをオススメします

私も最初は「スキルを付けるため」と最低1年は働くつもりでいたのですが、さすがにおかしいところが多すぎてさっさと見切りをつけました。

中には「せっかく入社できた会社だから~」と我慢して働く人もいると思いますが、私はおかしいところが多い会社は迷わず退職することをオススメします。

あと、知らないと損をすることって本当にいっぱいあります。

おかしいことをおかしいと言わないと、会社の思うツボです。

何か少しでもおかしいなと思うことがあれば、法律に抵触していないか調べてみた方がいいですよ。

そして労働力を搾取されたくないのであれば、おかしいことはおかしいとはっきり言いましょう!

自分の立場が悪くなるのを恐れて会社の言うことに素直に従っている限り、都合のいい社員からは抜け出せないですよ。

でもWEB制作会社で働けたことはいい経験になった

3ヶ月という短い期間で退職した私ですが、それでもWEB制作会社で働けて良かったなと思っています。

簡単な作業だけでなくディレクションからページデザイン・コーディングまで幅広い業務をやらせてもらえたのはすごくいい経験でした。

あとやっぱり、実務は独学の何倍もスキルが身につきます。これはすごく大きかった。

たったの数ヶ月でもかなりスキルが上がったなと実感しています。

これからWEBデザイナーを目指す人は、自分がどんなスキルを身に付けたいのか、どういう業務をやりたいのかをしっかり考えて就職先を選ぶことをオススメします。