こんにちは。シズです。
私は現在38歳でバツイチ独身なのですが、この歳で独りだといろいろ考えることがあります。
結婚して家族を作りたいなという気持ちはあるのですが、正直自分が結婚することも出産することも全然想像出来なくて、もしかしたらこのまま一生独身かもな…なんてことも思うのです。
独りだと好きなことが出来るし稼いだお金は全て自分のために使えるし、自由気ままに生きたい私にとっては理想の生活かもしれません。
でも、結婚して子供を産んで「自分の時間がないー!」って言ってるお母さんを見ると、ちょっと羨ましくもあります。ないものねだりかもですね。
じゃあ私の本当の幸せって何なんだろう?
そう考えてみると、私の本当の幸せてって案外小さな幸せかもしれません。
2万円の高級ステーキよりもスーパーのお肉がいい
最近2万円の高級ステーキを奢ってもらう機会があったんです。A5ランクのお肉だそうで。
2万円もするステーキとか普段食べる機会なんてないし、何か特別な日であったとしても2万は私にとって高すぎます。
さぞかし美味しいだろうとウキウキ気分でレストランに行ったのですが、実際食べてみると意外にもそこまで感動はなく、失礼ながらも
(スーパーで買ったステーキを家で焼いて食べる方が美味しい)
なんて思ってしまいました。
もちろん、2万円のステーキはめっちゃ美味しかったですよ。
でも私は「高級レストランで2万円のステーキを食べる」ことよりも、「スーパーで買ったステーキを家で食べる」方が幸せを感じるんです。
2万円のステーキを食べながら私はずっと「これ、私にとってはあまり幸せなことじゃないな」って思っていました。
この2万円のステーキを奢ってくれた友人とは後日食べ放題の焼肉屋にも行ったのですが、こっちの方が楽しかったし美味しく感じました。
高級プリンよりもプッチンプリン
また食べ物の話になるのですが、私はプリンが大好きで、特にプッチンプリンがお気に入りなんです。スーパーでもコンビニでもどこでも売ってる100円くらいのプリン。
そんな私に一度、姉が高級プリンを買ってきてくれて一緒に食べたんです。
その高級プリン、トロットロだったんですね。そして食べながら思ったんです。
(このプリン、トロトロすぎて美味しくないかも。もっとちゃんと火を通してほしい)
隣で食べている姉の顔を見ると、姉も私と同じような顔をしていて、「これ、あまり美味しくないかもやね」って私と同じ感想を持っていました。
私が100円程度のプッチンプリンが一番美味しい(食べてて幸せ)と感じるのは、小さい頃からずっと食べているからかもしれません。
小さい頃に食べたプッチンプリンがすごく美味しくて幸せ感じて、それ以降「プッチンプリン=幸せ」という形が私の脳の中で形成されたのかなって思うんです。
今でもこのたった100円程度のプッチンプリンを食べるだけで私はだいぶ幸せになります。
今まで一番楽しかった理想のデート
38年生きてきてそれなりにデートは経験してきましたが、その中で一番楽しかった理想のデートは何かと聞かれると、迷わずこれが思い浮かびます。
「春の天気のいい日に公園で鳩に餌をあげる」
このときは「あー、今めっちゃ幸せ」と心の中でずっと思ってました。
ただ厳密に言えば、公園で鳩に餌を上げる行為そのものではなく、こんなことでも幸せを感じられる「相手」と一緒にいられることが幸せなのかもしれません。
次に結婚するならこういう「何気ないこと」でも幸せを共有できる人がいいなぁ。
日常に溶け込んだ風景に感じる幸せ
天気のいい日に外出すると、空を見上げただけでちょっと幸せを感じちゃいます。
(空めっちゃ綺麗ー!気持ちいいー!!)
そして駐車場の脇に咲いている小さな花を見つけて「あ、可愛いー」って思ったり…
いつも通る道の途中にある建設中のマンションは、最初は骨組みだけだったのにだんだんマンションの形になってて、「あんなとこからこんな立派なマンションになるなんてスゴー!!」って感動すらしちゃう。
こういう日常の何気ない風景に幸せを感じたり感動したりできることこそ、幸せなんじゃないのかなって思うんですよね。
だって、こういうのって心に余裕がないと気付けないじゃないですか?
テレビを見ながらご飯食べるのが幸せ
私は一人暮らしなのでご飯も基本は一人で食べるのですが、一人で食べるご飯って寂しいんですよね。
でも最近は「おっさんずラブ」を見ながら自分が作った美味しいご飯を食べるのがすごく楽しみで、幸せでもあります。
おっさんずラブ、今さら感はありますが(笑)…私は普段テレビを見ないのでTwitterでよくこのドラマの話題を目にしていたのですが、気になって気になってしょうがなかったんですよ。
そしたら私が愛用しているHuluで配信が始まっていたので、早速観だしたというわけです。
おっさんずラブ、ハマりますね!
目の前にある小さな幸せに気付けることが本当の幸せなのかもしれない
世界一周したいとか、インドにヨガ留学に行きたいとか…やりたいことはたくさんあるけど。
でも本当の幸せって目の前にある小さな幸せに気付けることなんじゃないのかなーなんて最近思うのです。
大金を手にしたら今まで見えなかった世界が見えるのかもしれないけど、その世界が見えるようになることで今見えている世界が見えなくなるのは嫌だな…
大きくなると小さなものって気付きにくくなると思うんですよね。不感症になってしまうというか。
世の中にはいろんな人が大きくなろうと頑張ってるけど、私は大きくなるよりも目の前の小さな幸せをいっぱい集めて自分だけの幸せを見つけようと思います。